保険診療と自由診療 / 治療 の基礎知識

保険診療と自由診療について

保険診療と自由診療治療

相手方保険会社から健康保険または労災保険の適用を打診された場合

通院の治療先が自由診療を希望しているときは、相手方保険会社にその旨を伝えて自由診療とするケースがほとんどです。

事故現場から救急搬送される入院治療について、保険会社から健康保険または労災保険の使用を打診される場合があります。

そのような場合どうしたら良いのか、という相談を受けることがあります。そのような場合は健康保険または労災保険の適用とした方がよいでしょう。

入院治療については、保険会社の打診に応じておいた方が、その後の保険会社との関係を良好に保つという面ではプラスに働くようです。

 

保険診療と自由診療の違い

医療機関の治療というのは点数制度になっています。治療した結果、合計○○点でこれに所定の単価を掛けて医療費となります。

 このときの単価が健康保険では1点が10円と定められていますが、自由診療の場合ではそれがなく、医療機関ごとに自由に決めることができます。自由診療の場合1点あたりの単価は多くの場合20円となっています。

 

保険診療と自由診療

(例えば)

同じ治療であっても、保険診療は10万円であっても
自由診療は20万円と定めている病院の場合
保険診療は3万円(10万円の3割) 自由診療は20万円を支払わなければなりません。

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