頸椎捻挫(ムチウチ)・腰椎捻挫 の解決事例

35 過失割合が40%の交通事故事案について、人身傷害保険金により損害賠償の塡補を受けた事案

頸椎捻挫(ムチウチ)・腰椎捻挫

後遺障害等級併合後遺障害別等級14級 :頸椎捻挫(ムチウチ)・腰椎捻挫 、40代女性、会社員

神経症状
本件は、過失割合が40%の交通事故事案について、人身傷害保険金により塡補を受けた事案です。最終的に、損害保険会社が当初提示してきた額約20万円(治療費などは除く)から約120万円に増額して示談しました。

  120
万円
保険会社提示額 20 万円
増加額 100 万円

交通事故状況

双方赤色点滅信号の交差点において,右方より交差点内に進入してきた車両に衝突されました(外傷性頚部症候群,基本過失40%)。

ご依頼者のご要望

ご依頼者の方は、適正な損害賠償金額へ増額することをご要望でした。

受任から解決(示談)まで

弁護士受任前の相手方保険会社の示談案は、後遺障害第14級の損害について75万円とするものでした。
このため、裁判基準である後遺障害逸失利益約80万円、後遺障害慰謝料110万円を目指して交渉しました。
また、本件の被害者側基本過失割合は40%ですので、相手方から得られる賠償額は過失相殺により大幅に減額されてしまいます。
そこで、被害者が加入する自動車保険の人身傷害保険を利用可能か確認したところ、利用できることが判明したため、被害者の保険会社に対し、人身傷害保険金を請求しました。
これにより、過失相殺により減額された金額の大半について、人身傷害保険によって塡補を受けることができました。

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